駆動編 ~鉄道模型の蒸気方式~
蒸気による方式は人が手で動かすものとして前回説明しました。
実は技術の進歩もあってか、現代でもこの蒸気による方式は愛好家が増え続けています。
具体的には単純な蒸気による方式だけではなく電気も合わせた複合方式です。
当初は簡易なボイラーと単動首振りエンジンというものを組み合わせただけのものでした。
しかし、愛好家達の熱意は留まるところを知らず、各々で作り出すうちに結果的に実物と何一つ変わらない模型が出来上がってしまいます。
これは日本にはない文化と言えますが、現代でも実物と同じ模型が走っているところがあります。
今ではこの実物同然の模型を庭園鉄道という分野として確立されています。
愛好家達の思いの強さには本当に感動しますが、実物まで作ってしまうのだから途轍もないですね。
流石に私は実物を作るだけの気力も時間も場所もありませんが、一度は携わってみたいと思いますね。
最早ここまで来ると模型を作るというより電車を作る人になってしまいますが。